2016年8月10日水曜日

イタリアの配達業者に怒り狂い

今日は、主人が運転手で、義父をウンブリアのカンナーラに連れて行き、早朝出発。
明日、ミラノに戻ってきてしまいますが、その間、私は、1人。

久しぶりに1人!

ようやく満喫し始め、ゆったりとブログを更新する時間もできました。

今朝は、家の掃除をいつもより入念に。この暑さの中、掃除すると、汗だく。そして、犬、4匹の散歩を2回。更に、今日は、義父のワインが届く日。

イタリアでも、オンラインショッピングが普及しているここ近年。
郵便、配達事情が悪い、このイタリアでさえ、Amazonは、素早く、確実に配達してくれます。そして、先日、日本の友人のために注文した、トリュフのソース、ウンブリアのある会社のサイトから、注文したのですが、休暇シーズンのため、先月、注文したところ、中々到着せず、本社に電話をして問い合わせたところ、オンラインショップの責任者が、休暇中とのことで、到着が遅れていましたが、電話をした翌々日に、到着しました。
と、やはり、どうしても、この時期は、オンラインショッピングも、ヨーロッパらしい時間の流れ。先週金曜日、ローマのある革製品のお店で、やはりオンラインで、バッグを買い、月曜(一昨日)に、発送とのことで、発送の際に、トラッキング番号を教えてくれると、先週の金曜日に言っていたのですが、月曜になっても、連絡なく、昨日、メッセージを送ってみると、ちょっと手違いがあり、今から発送しますとのこと。メッセージだけでなく、お店の人から、謝りの電話があり、更に、ローマの配送業者からも、丁寧に電話がありました。そして、物は、今日到着。

大体、オンラインショッピングは、通常、クレジットカード、もしくはPayPalで支払い、注文をするのですが、このワインだけは、別。

ワイン。
義父が飲む、ノンアルコールのスプマンテ。
気に入ってしまい、毎食1本、飲んでいます。
このワインが、高く、一本7ユーロ。
1日、2本、毎日飲みます。
アルコールが入っていないのに、気分よく飲んでいる義父。
アルコール依存とは、また違う問題なのか、高齢のため、アルコール云々がわからないのか、それとも、精神安定剤や睡眠薬も常用しているから、薬で、酔っている感覚が既にあるから、このノンアルコールスプマンテでも満足なのか、いまいちわからないのですが、とにかく、どんな理由にせよ、アルコールなしでいてくれることは、ご本人だけでなく、私たちの生活にとっても、よいこと。
で、このワイン、今までは、私たちが払ってあげていましたが、もうこれ以上払えないし、それに、ドケチの義父には、自分のものぐらい自分で払ってもらわないと困るので、今回は、義父が払うことに。ワイン、そして自分の犬に関しては、いくらでもお金を費やすのは、苦でないらしく、話してみると、すんなりと払うと。
いつも買うサイトの責任者に電話をし、義父の事情を説明し、1ヶ月分、60本のワインを購入したいから、ディスカウントをしてもらうように頼み、10%安くしてもらいました。
そして、問題は、支払い方法。
PayPal、銀行振込、もしくは着払い。
義父は、クレジットカードを持っていないので(以前持っていたけど、いつも酔っぱらい状態で、町を歩くので、財布をどこかに置きっぱなしにし、紛失し、それからは持っていないらしい)、そして、銀行振込は、日本と違い、時間がかかり、そして、義父の銀行はウンブリア、そして、もちろん、ネットバンキングなんてできないので、残るは、着払いのみ。私たちは、お金に関して、かなり寛大すぎ(というか、義父、親戚が、ケチで、ずる賢しい)るから、お金を立て替えることさえ、嫌気が差し、この支払いは、着払いでしてもらうことに。ちなみに、着払いだと、プラス5,50ユーロの手数料。ワインのためだと、手数料も気にならないらしく、数日前から、390ユーロを私が保管。このワイン配達にかかるトータル料金、383,50ユーロ。

私が知る限りでも、配達業者、いくつかありますが、このワインをいつも配達する業者の配達担当者は、黒人の若い男性。今までは、特に問題もなかったのですが、今日は、ほんと、怒り狂いました。

オンラインでトラッキングしてみると、一昨日の月曜に着くようになっていたのが、月曜は、1日、義父が家にいたにも関わらず、配達されず、不在になっていて、なぜか、今日に変更になっていました。(以前、クリスマス時期の配達も同じで、配達の人が、休んでいたのか、さぼっていたのにも関わらず、不在を理由に配達に来なかったことがあるのを思い出しました)

で、今朝のこと。

ピンポーンと、いつもの黒人のお兄ちゃん。

犬が4匹いるので、普段は、門越しから渡してもらうか、段ボール1−2個だと、門の外に置いておいてもらい、あとで、私が中に入れるんですが、今日は、ワイン60本。

私 "門開けるから、家の中に段ボール運んで!"

若"犬が怖いから、無理"

私"今、入ってこないように、奥に閉じ込めるから"

若"オッケー"

ちゃんと、家の中に、段ボールを運んでくれ、

私"暑い中、ありがとう。"

と、冷たいスプライトと、そして着払いのために用意していた、390ユーロを渡すと

状況が一変。

若"お釣りなんか持っていない!"

と始まりました。

私"お釣りないって、言われても、困るし、私も今、これしかない"

若"お金ちゃんと準備してもらってないの先にわかっていれば、物、渡さなかった"

と言い放ち、態度が傲慢に。こちらも怒りだし、

私"お金、準備していなかったのは、そちらでしょう!ちょっと待って、今、探すから!"

そして、私は、財布の中や引き出しを見て、細かいお金を探すものの、全くなく。探している間に、またドアベルを鳴らし、大声で、私に向かい、

若"シニョーラ、他にたくさん配達しないといけなくて、シニョーラだけのために、こんなに時間かけられない!"

と。で、私。

私"今から、車飛ばして、近くのバールまで行って、お金崩してくるから、待って!"

若"そんな時間ない!!"

私"信じがたい!カスタマーに対する態度じゃないでしょ!あとで、本社にクレームするから!"

といい放ち、家にある小銭をかき集め、数えてる間も、家のベルを押しまくり、

"シニョーラ、僕には時間がないんだー!"と。

近所の人々も聞こえていたはず。

犬は吠えまくるは、連続的に、家のベルを鳴らし、怒鳴るり散らし。

超焦りと、怒りで、一杯になりながら、

私"黙ってくれないと、ちゃんと数えられないでしょうが!!"

と言いながら、13,50ユーロ分を、全部小銭で、釣りのないように、渡してやりました。

で、渡された方は、

若"こんなに、小銭ばかりだと、数えきれない。。近所のバールに行って、両替してもらって、もし、足りないようだったら、また戻ってくる"

と言い放ち、ようやく、去っていきました。

その後、戻ってきていないので、足りなかったはずはなく、ちょうどか、多分、少し多かったぐらいかと思います。

配達業者。着払いのための、おつり、持っていないって。。

ちなみに、彼、3ユーロしか持っていませんでした。

会社側は、もしかしたら、配達の兄ちゃんに、お金を持たせるのは、安全でないという理由もあるのかもしれないけど、信じがたいです。本当に。

それに、5ユーロの支払いに100ユーロ札を渡したわけでなく、おつり、7ユーロ程度のものなのに。

配達業者。スピードは、かなり向上している気がするけど、まだまだ改善するところ、たくさんあります。

日本の、きめ細かなサービス、そして宅急便のお兄ちゃんが懐かしくなりました。

今後、毎月の60本のワイン注文の際は、義父にちゃんとお釣りがないように、お金を準備してもらわないと困ります。



黒人兄ちゃんが去って、主人に電話してぶちまけ、少し落ち着いて、地下室に2箱運んだところで、"ブログのネタになるかも!"と思い、一撮。




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